team SUNZOKU2つの富士ヒルクライム
team SUNZOKU
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SUNZOKUからは私masabowとチームのトップクライマーnovさん2人が参戦。
振り返ると、ロードバイクに乗り始めやっと近所の峠を上りきれるようになった頃、ふとネットで富士ヒルの存在を知りました。
走行タイム毎にカラーリングが設定されていることを知り、いきなりゴールドに憧れました。
今思うと無謀だな(笑)
当時のFTP240Wで体重67kgだったはずw
そんな訳で2016年から毎年参戦し、リザルトはこんな感じ。
2016年 1:11:56
2017年 1:08:30
2018年 1:08:33
昨年は、自信満々で挑んで前年を下回るという結果に()
今年は美山を本命レースにしており、富士ヒルはギリギリまで参戦を迷っており、おかげで宿をとっておらず後手を踏む形に。別に車中泊でもいいかなと考えてましたが、疲労を考え、急遽妻が宿の手配と運転手をしてくれることに。本当に色々と理解してくれるのでありがたいです。
ということで前日は妻の運転で現地入りし、高所での調子を確認する為に、自走で受付へ。
会場まで、踏んでみるものの呼吸が乱れるのが早い。体質的に低酸素に弱いと感じていたので、不安ががが。
ゴールド用のラップ表は甘めに作成(笑)
赤と黄色は自身にとって、斜度が高いところなので無理はしない、緑と青は得意な緩斜面なので上げていくことに。
ゼッケンと計測チップもOK。
4回目ともなると、このチップも違和感無くなったな。
そして当日の朝。
うせやん。。雨やん。。
晴れ予報になってて完全に油断してたわ。
VELOTOZEもワセリンも持ってきてない。という大失態。
シューズはいいとして、体温低下は避けたいので何かないかと探してみると日焼止めがあった。
これをレインジェル代わりに(結果、正解
当初のプランでは宿から会場まで自走でアップして、レース後、妻と合流する予定でしたが、妻の気遣いで、一緒にチェックアウトしてレース終わりまで富士急ハイランドの駐車場で待っていてくれることに。
会場入りして、お友達と談笑してたらスタート時刻。
スタートしたものの、雨でサイコンがよく見えないので、序盤に脚とパワーをリンクさせて以降、距離とタイムのみ確認してパワーはほぼ見ずに進行。序盤で同時スタートのnovさんに離されますが、後半に追いつくつもりで無理はせず見送り。
今年は何としてでもゴールドを獲りたいので、トレイン内でもクレバーに立ち回って、斜度が高いところでの中切れは後ろの人が溜まらず埋めにくるのを利用させて貰う。
その代り、斜度が緩むところでは率先して前を牽いていく。
しかし追いかけるトレインが上手く回らず、前にいるゴールドの最終列車を見送るわけにも行かず、中間区間の数キロは1本牽きで追いかけることに。
結局トレインを捕まえられず、12kmまで来たところでラップ表との誤差は0秒。
マズイと思いつつ進行し15km時点で50秒遅れに。力を込め様にも酸素が薄いので無理は出来ない感じ。結局、21.5kmからの平坦区間に望みを託すしかなく、脚を使いきらないギリギリで踏んで行く。
21.5kmに到達したところで、アウターに入れ踏める限りの重いギアを踏んでいく。
美山に向けて平坦を強化したせいか、坂では全く力が出なかったのに踏める踏める。
ここもほぼ1本牽きで3つ目のトンネルまで。この3つ目のトンネルの入り口に1:03:00前後で到達できればゴールドに届く可能性が残っている事を把握しているので、ここでタイムを確認してみると1:04:00
はい、オワタ(オワタ
一応、踏める限りの最速で踏みますが、結果は1:05:55。
ほら、1:03:00で入れれば1:04:55だったでしょ()
今の力の限界は出し尽くしたけど、自分自身に勝てなかったのが悔しくって何回もハンドル殴った。
着替えつつ、novさんの結果を聞く。
novさんの結果については、別途ブログに投稿して貰うのでしばしお待ち下さい。(もう一つの富士ヒルクライム)
雨で震えつつ、妻の待つ車まで下り、結果を報告すると「宿取っとくね」と。へ?来年も俺出るの?と笑い話しつつ、一言だけ「今年そんなに練習していないのに結果出してるね」とも。
練習自体にメリハリをつけたことで、以前より、自転車に乗っている時間が少ないように見えているようです。
自分の求める結果ではなかったけど、妻からの反応や、レース後友達から激励や労いの言葉を貰い、やってきたことは間違えてなかったんだなと思える、悔しくて嬉しいそんな今年の富士ヒルクライムでした。